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「二感で学ぶ山の地形とその生い立ち」

2019年9月7日

子供科学実験教室report

蒸し暑い33度の7月29日、恒例の子供科学実験教室が開かれました。

今年のテーマは「二感で学ぶ山の地形とその生い立ち」です。

猛暑の中、1年生から5年生までの10人が集まりました。

みんな、テーブルに置いてある赤青のフィルムを貼った3D眼鏡が気になって仕方ありません。早速、先生がモニターに映し出す地形を見てみましょう。デコボコ立体的に見えてきます。3Dプリンターで印刷した地形の模型を触り、この地形がどうやってできたのか、ハワイやフィリピンの火山のマグマが流れる映像で確認。そのあとの実験は、石膏、洗濯糊、重曹を混ぜてマグマが噴き出す様子の再現です。段ボールに空けた穴からクリーム状のものが、もわーっと出てきて広がる様子は、まさにマグマ!

材料に砂を混ぜたり、水分量を変えたりしてバリエーションをつけ、乾燥させれば、夏休みの自由研究に使えそうです。

ココアや練乳を使った陥没カルデラをつくる実験もありました。陥没カルデラのできる仕組みの説明を聞いてからでしたが、実際に目の前で見ると「なるほど」と一発で理解できます。

砂に爆竹を埋めてはじけさせ、爆裂火口をつくる実験もしました。順番に爆竹に火を付けて、さっと逃げる!怖いのが楽しくて、みんな何度も火を付けては走る、走る。

はやぶさ2号がリュウグウのサンプル採取に成功したニュースを見たあとは、衝突クレーターをつくる実験のため、各自針金ハンガーを加工してパチンコをつくりました。外に出て、まずは紙の弾を飛ばす練習から。本堂の屋根の上まで飛ばす子も出てきたところで、砂に向かって思いきり撃ったら、勢いよく穴が空き立派なクレーターができました。

見学の保護者も知らなかったことがいっぱいの充実した内容で、あっという間の3時間でした。

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