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カテゴリー「本納寺de 句会」の記事

本納寺de 句会

2022年9月5日

このたび安門優氏が主宰する「本納寺de 句会」が当山で開催されたことは本当に感慨深いものがあります。昔からここ本納寺・雑司が谷では俳句・狂歌等の句会が開かれていたという歴史があります。これからまた本納寺を拠点に歴史がつづき、いつしか新たな句碑が建立されることを楽しみにしています。

主宰者 安門優より

本納寺の門を入るとその右手に草木に抱かれた句碑があります。作者大須賀乙字はここ本納寺で開かれていた句会に参加していました。そして乙字の仲間達が彼の七回忌にゆかりの本納寺境内に建てた句碑です。
 木揺れなき 夜の一時や 霜の聲
乙字は明治時代の俳句界に正岡子規の双璧河東碧梧桐と共に新傾向俳句を提唱しました。
新傾向俳句は現在自由律俳句としてなお多くの俳人を輩出しています。
その自由律俳句は季語や五七五にこだわらず、短詩型文学としてその詩性を大切に詠みます。
 安門優の拙句 句集「すべて時のなか」より

  いつかわたしがわたしをおいとま

  さよならだからぎゅっとしてばいばい

  生きていて墨をする
                      
多くの方にこの短詩型文学が愛されることを願うばかりです。
本納寺ご檀家の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

本納寺有縁皆様に感謝を込めて
                             

安門優
1958年に千葉県南房総市にて生まれる
2008年~2009年 自由律俳句結社「海紅」
2009年~2010年 自由律俳句結社「層雲」
2010年~現在   自由律俳句結社「ぎんなん」に所属
口語俳句しらゆり句会、自由律俳句「青穂」にも参加
「本納寺de句会」 問い合わせ先: amonyu15@jcom.zaq.ne.jp

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