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信行会に参加して25年

2009年7月18日

信行会300回皆出席

長島英次氏
信行会300回に皆出席なさっている長島英次さんにお話を伺いました。

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信行会は1ヶ月に一度ですから、第1回は25年前にさかのぼります。当時48歳、会社勤めでお忙しかった長島さんは「お寺へ来るのはお墓参りの時くらい」だったそうです。
お父さまが亡くなり「今まで任せていたが自分でやらなくてはならなくなった。何も分からなかったので当時開かれていたお経の練習会に参加した」のが始まりとのこと。この会がのちに信行会となります。
月に一度とはいえ日曜日です。予定が入ることも多いのではないでしょうか。
長島さんのご趣味はゴルフ。初めのうちは誘いも多く断るのが大変だったそうです。しかし「会社も精勤、何事にも真面目に通う性格、何より寺まで自宅から歩いて10分」、会社を退職なさったあとは「なるべく外に出る機会を意識的に作るようにしている」「客殿建て替えで会計という役になったため寺に来る用事もできた」こともあり、300回皆出席につながったのでした。初期の信行会では最年少でしたが、その頃とはメンバーは総入れ替わり。お酒の強い方がいて、信行会の新年会で楽しく飲んだ思い出があるそうです。
信行会に参加してきて一番の成果は?の問いには「う~ん、考えたこと無いなあ」。
この気負わなさが長続きの秘訣なのかもしれません。
長島さんは音楽鑑賞、落語も大好き。金原亭伯楽の大ファンで、よく寄席に行って楽しんでいるそうです。
寺の総代でもあり、信行会だけでなく寺の行事や団参旅行にも積極的に参加して下さっています。
これからも変わらず気楽に楽しくご参加ください!!

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立正安国論奉進750年報恩法要参列

2009年6月16日

総本山 身延山団参

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春の団参に参加して  渡辺詞男

 平成21年6月2日から3日の1泊2日で春の本納寺団体参拝に行ってきました。私は二年前に本納寺庫裏改修の設計を行ったのがきっかけで、去年から団参に参加するようになりました。職業柄、古建築を見るのが好きなので、色々なお寺を参拝できる団参を楽しみにしていましたが、今回はうっかり申し込みを忘れ、直前に滑り込みでお願いをして何とか参加することができました。
 今年は「総本山身延山の旅」ということで、身延山久遠寺にて立正安国論奉進750年報恩法要に参列しました。法要は東京都西部宗務所主催で行われ、1,000人以上が集まるとても盛大なものでした。途中、森部住職を先頭に、真っ白な修法衣を着た僧侶が本堂内を行堂した後、散華(華葩)が舞い、木剣がリズミカルに鳴らされました。このように華やかで動きのある法要に参列するのは私にとって初めての経験で、1時間半もの間、生命感のようなエネルギーを感じながら見入ってしまいました。

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 初日に訪れた久遠寺には駐車場から斜行エレベータが設置され、2日目に訪れた武田神社、善光寺、恵林寺、ハーブ庭園は平地にあったため上り下りが比較的少なく、移動がとても楽でした。それでも年配の方にとっては少しの階段も大変そうでしたが、住職をはじめとする若手(?)が手を貸したりして気遣うことで、みんなが楽しく観光を楽しむことができました。
 今年の団参では法要や元気な年配の方々からのパワーに圧倒されつつも、元気をもらって帰ってきました。帰りのバスで池袋に到着し、みんなと別れた後に団参を振り返ると、温泉に入った後のビールと料理がとても美味しかったのを思い出し、来年もまた参加したいと思いました。

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本納寺縁起

2009年5月25日

このたび本納寺縁起(リーフレット)ができました。
本納寺の「いわれ」と「行事案内」「境内案内」等が掲載されています。

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これを見て、普段お参りに来られている檀信徒も「うちのお寺がいつできただなんて知らなかった」「ゆかりあるものがいろいろあったんですね」とおっしゃっていました。
東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅が近くにできて最近多くなった散歩の方々も、縁起片手に境内・墓地を散策なさっています。墓地見学の方にも本納寺のことをご案内するのに差し上げています。
いつも玄関に置いてあります。ご自由にお持ち下さい。

これからの地球を考える

2009年5月5日

科学実験教室2

3/26春休み科学実験教室に大人10名子供14名が集まりました。
今回は「過去の地球を知ってこれからの地球を考える」がテーマです。

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前半は実験、後半はお話でした。
まずは、二酸化炭素を確認する実験、瓶の中にいろいろな長さのろうそくを入れ、どれから火が消えていくかを考え、実際の結果を見てまたみんなで考えていきました。
お話は、この二酸化炭素が地球にどう影響しているのかにつながっていきます。現在、地球温暖化といわれていますが、地球はかつて4万年周期で暖かい時期、寒い時期を繰り返しており、過去40万年前からは10万年周期で繰り返されているそうです。そしてそれは二酸化炭素の濃度と比例しているのでした。現代人の生活から排出される二酸化炭素が増えすぎ「CO2削減」と叫ばれていますが、今起きていることは単に人類だけの影響ではないことがわかります。
もちろん、最近の二酸化炭素濃度の変化は過去40万年間の地球の自律的変化からは完全に逸脱しているとのことですが・・・。 続いて、地球が誕生した46億年前から現在までを追い、みんながものすごく昔だと思っていた恐竜時代が地球の歴史から見ると現在の方に近いことを知り子供たちはびっくり。地球が誕生してからの長さを感じることができました。実際に小森先生が研究で撮影した画像を交えお話しして下さいました。環境の話はあちこちで聞きますが、実際のデータや具体的な事例を挙げての話を聞くと、今の地球の状態がよく分かります。
先生のお話にも熱が入り、後半は子供たちには少々難しい内容になってしまいましたが、近年の映画で話題になった氷河の実態や、イースター島、宇宙に行っている若田さんの話もあり、子供たちにも地球を考える良いきっかけになったのではないかと思います。
一人一人が身近でできることから活動していくのはもちろんですが、もう、標準的な考え方自体を変えていくこと(パラダイムシフト)が必要なのではないかというお話でした。
二時間という枠の中では収まりきれない内容で、帰り際に直接先生に質問していた保護者の方もいらっしゃいました。

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・・・感想・・・
子供たちの感想より

ハプニングのあったろうそくの実験がとても面白かった。
後半は少し難しかったけど、ためになって楽しかった。
 
大人達の感想より
先生も熱心で大変興味深いお話でした。
温暖化に関するいろいろな情報が、すっきりと整理できました。
今回は私も小森先生のお話を聞けて勉強になりました。子供には難しい話もありましたが、家庭で振り返って話してみたいと思います。

本納寺春の花

2009年4月23日

花々

春彼岸のとき、お檀家のTさんが撮影してくれました。アップするのがかなり遅くなってしまいましたが、ご覧ください。

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春のお彼岸

2009年4月4日

メジロと桃花

 春のお彼岸お中日は前半あいにくの天気でした。お中日とは思えない閑散とした境内。。。
 ところが法要が終わる頃になると青空も見え始め、その後すっかり晴れ上がると・・・雨が止んでから出てこられた方が続々とおいでになり、例年になく午後から夕方までが混雑したのでした。WBC日本韓国戦の放送時間が重なったこともきっと要因の一つだったでしょう!?

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 境内の池にかえるが産卵しに帰ってきました。いつもはどこにいるのでしょう、ほとんど見かけません。お彼岸中、お参りの子供たち(大人も!)が池をのぞき込みタマゴを見つけては歓声を上げていました。現在境内ではお彼岸の時に満開だった桃の花が散り、枝垂れ桜がどんどん咲き始めています。墓地の桜は満開です。

 最後の桃の花を楽しむように、メジロが5羽遊びに来ました。それぞれがせわしなく飛び回るので、ピントを合わせるのが大変。これはやっと撮れた写真です。

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災害時・緊急時、体験学習

2009年3月6日

防災訓練をしてきました

 1月24日、総勢12名で池袋防災館へ行って参りました。ここはガイドさんの案内のもと、「火事・煙・地震」などが体験できる施設なのです。
 火事が起きたらとにかく大声を出して周りに知らせ「初期消火は火が天井に届くまでの間だけ」と説明を受けた後、実際に水の入った消火器を使って燃える画像に向かって放水体験。「炎にいくらかけても消えませんよ」の注意が飛びます。「火元にかける」という簡単な事も慌てているとできません。

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 煙が充満する停電の中で避難する訓練では、知らない場所、しかも暗い中で出口を探すことの怖さを実感しました。姿勢を低くしなければならないとわかっていても、早く外に出たい一心でつい中腰になってしまいます。するとすかさず「ブー!!」と警告音がなるのです。訓練は何人かでまとまって逃げましたが、これがもし外出先で一人だったら・・・と考えると、落ち着いて対処できる人はどのくらいいるのでしょうか
 地震コーナーでは震度7を体験し、なにはともあれ家具を固定しなければと再認識。
 最後に人工呼吸の訓練とAEDの使い方を教わって終了となりました。

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 実は私は5年ほど前に一度ここで同じ訓練を受けていたので、余裕を持って参加したのです。ところが全く覚えておらずあたふたしてしまい、自分でも驚きました。また、地震の時は「最近ではコンロやストーブなどは自動消火されるので、まずは自分の身を守ること」との説明を受け、時代によって対処法も変わることを知りました。毎年でも訓練しておいた方が安心、というのが一番の感想です。
 私達の他にも、家族連れや会社から研修で来ているグループなどが参加していました。ロビーの売店も防災グッズが充実しており役立ちます。
 防災体験の後は茶話会で盛り上がり、充実した午後となりました。

現在本納寺では耐震をはじめ、池・井戸水の利用・ソーラーシステムによる電力の確保・AEDの設置など、万一に備え、檀信徒はもとより地域の方にお使いいただけるよう設備しております。

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楽しかった!おもちつき

2009年2月14日

おもちつき(20年)

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 年末恒例のもちつき大会は今年も200人以上の参加を頂きました。当日は日曜日に当たったため、お父さんたちの参加も多く、搗き手がたくさんいて助かりました!パパたちは子供たちの手前もあり、翌日の事も考えず、はりきって搗いてくださいました。火の番がしてみたかったといって、竈と格闘している方も。
 朝から搗きだして、全部で18臼。次の日腕が上がらなかったお父さんもいるのではないでしょうか。ご好評につき今年も実施した「ミニ鏡餅を作ろう」では、こどもたちはみんな洋服を真っ白にしながらつきたてのお餅をまるめていました。来年はエプロンなど持参して頂くといいかもしれませんね。一人ずつ杵でお餅を搗き、からみ餅をたくさん食べ、お腹が満足すると子供たちは散らばって遊び始めました。
 境内の混雑ぶりを見て立ち寄ったフランス人の旅行者も飛び入り参加。思わぬ体験ができたと喜ばれました。
 集まった募金37,000円はユニセフに寄付しました。

「お米を寄贈して下さいました宮城県石巻久円寺様 新潟県きみざわ農園様のご厚意に感謝いたします。」

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ー働く喜びを知ろうー

2009年1月19日

中学生職場体験学習

—働く喜びを知ろう—

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 昨年秋、地元中学校の生徒が職場体験に本納寺を訪れました。
 三日間の日程で生徒は4名。
 読経、写経をはじめ、本堂・廊下の雑巾掛け、境内・墓地の掃き掃除、他寺のお会式法要に参加、と寺の日常を体験しました。
 正座の経験の少ない今どきの中学二年生、唱題行・朝夕の勤行では当然もぞもぞ落ち着きません。痛いのを我慢して毎日頑張りました。正座で痺れた足の修復法を教えると大喜びでやってみて「おぉーっ!」。お経を読むにも最初は恥ずかしくて声も控えめでしたが、次第に自信を持って出せるようになりました。
 最後は各々のご先祖に回向し、自分自身で書いたお塔婆を建立。できあがった写経の魂入れと生徒達の学業祈願をして終了となりました。
 あまりお寺に行ったことがないという彼らは、何を見ても何をしても新鮮だったようで、大変真面目に楽しそうに取り組んでいました。寺としてもお札の封筒詰めやお掃除を手伝ってもらえて大変助かってしまいました。三日間と言わずずっと来て欲しいくらいです。

 帰りがけに玄関でスーパー竹とんぼ(前カテゴリ参照)を見つけた4人、「まだ学校に戻らなくて大丈夫なの?」と心配になる時間まで夢中で飛ばしていました。

4人の感想文より
「お寺で職場体験という人生でも滅多にないことで、色々楽しみにしていたが、その通りで良かったと思う。写経で使った小筆がもらえて嬉しかった。」
「これからの生活に生かせる体験が多かったと思います。みんなと一緒に昼食作りをしたのも楽しかったです。」
「正座をしながらお経を読むのが辛く、立つ時も痛かった。」
「正直、最初はお寺での仕事は楽だと思っていました。でも実際やってみるとすごく大変な仕事でした。別のお寺のお会式に参列した時、お坊さんにもいろいろな役割があることを知りました。いつもはサッカー部のコーチという顔しか見ませんでしたが、今回別の顔を見ました。」

 最近の中学校では、数年前からこのような職場体験プログラムを実施しているそうです。自分で希望の職場を選び、受け入れてもらえるか各自でお願いしに行くというシステム。
病院、消防署、コンビニやレストラン、知り合いのお店に行く生徒もいれば、見ず知らずの職場に果敢に交渉し承諾を得てくる生徒もいるとか。
 このお話を頂いた時に寺としては「職場」という言葉に引っ掛かりを感じたのですが、単なるプログラム名と理解し「お寺はどんな事をしているのだろう」という生徒達の興味を大切にしたいと考えました。
 いままで何気なく利用していたお店も、仕事として体験することで、違った視点で見ることができるようになるでしょう。憧れの職業が意外と地味な作業の積み重ねだったりということにも気付くでしょう。
 この三日間、町を歩くと、あちこちで学校指定の青いジャージ姿が働いているのを見かけました。地元の人たちも微笑ましく見守っていて、地域ぐるみのとても有意義なカリキュラムだと感じました。

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三味線のリフォーム

2009年1月1日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

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三味線のリフォーム

 十年ほど前、本納寺客殿を新築するため片づけをしていたところ、物置から三味線が出てきました。バラバラに分解されているし、まだ使えるのかどうかもわからなかったので、お檀家の三味線にお詳しい松本文子さんにご相談することになりました。松本さんは、こちらの頼みを快くお引き受け下さり、修理に出して、お稽古の時に使って下さっているとのこと。
 というのも松本文子さんは端唄小唄の青葉流初代家元。ご結婚後の35歳から千本流の三味線を始め、1998年にはご自分の流派「青葉流」を興されました。お名前は青葉雪二三(ゆきふみ)さんです。この秋には、青葉流家元を二代目青葉二三花(ふみはな)さんに譲られました。
 先日、ご法事で来寺された際に、その三味線を持ってきて下さいました。一口に三味線といっても、竿の太さやコマの位置、撥の種類も様々で、本納寺にあった三味線は長唄用のものだそうです。胴掛は、あつらえないとできないような珍しいものだそうですから、歴代住職の中に三味線好きがいたのかもしれません。
 時代を超えて再び日の目を見た三味線、活用して頂けてありがたいことです。

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 元旦の今日、境内の梅が一輪だけ花開きました。何かいい兆しでしょうか。
 皆様にとっても本年が良い年でありますように。

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搗いて食べて!

2008年12月15日

年末おもちつき大会のご案内

「ミニお鏡をつくろう!」
12月28日(日)10時から13時頃まで

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今年も「ミニお鏡をつくろう!」をしたいと思います。
昨年はあまりにも好評で早く終了になってしまいましたので、お米の量を増やしてお待ちしております。
自分で作ったお鏡は、ご自宅のお仏壇用にお持ち帰りいただけます。
お子さんと、お孫さんと、もちろん大人だけでもどうぞご参加下さい。

昔、「餅をつく」といえば、たんに食べ物を つくるという以上に「祝いごと」としての 「心の行事」すなわち宗教的行事であったはずです。 これからの子供たちに、ぜひ体験してもらいたいと 願っております。

宗祖日蓮大聖人727遠忌御報恩会

2008年11月27日

20年お会式レポート 

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 お会式(10月17日)では 宗祖日蓮大聖人727遠忌御報恩法要の後、青年劇場の劇団員による講演がありました。
 本納寺に縁の深い秋田雨雀さんについて、秋田雨雀先生に直接指導を仰いだ劇団女優さんによる思い出話や、雨雀作品の朗読、若い劇団員による合唱など、趣向を凝らした内容でした。御宝前に掲げられた雨雀さんの肖像画を見ながら、その温厚で優しいなかにも一本芯の通った頑固なお人柄を偲んだ夜となりました。

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<同時開催> 本納寺華展・書道展

 花展は、土曜日にかかったこともあり大勢の方が見に来て下さいました。今年も北軽井沢の山から採ってきた花材を中心に生け、客殿が秋でいっぱいになりました。
 はりきって紅葉したもみじを生けたものの、翌日には葉がチリチリになってしまい開場前に慌てて生け直したり、水あげが悪く元気が無くなってきた花材は、泣く泣く別の花に生け替えたり・・・。
 裏ではいろいろありましたが、お陰様でご好評を頂き、一同大変喜んでおります。来年もお待ちしております!

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 併せて開催された書道展もご覧頂きありがとうございました。今年は子供たちの書だけではなく、大人書道教室の書・写経会のみなさんの写経も展示されました。仲先生の作品も素敵でした。展示用の設備が整ったことで、多くの作品を並べることができ、昨年と比べると本格的になったと自負しています。新しく教室に参加したいというお声も頂きました。来年には新しいお仲間の作品も飾られることでしょう。お楽しみに!

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AED「自動体外式除細動器」

2008年11月10日

AED設置 

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お彼岸・お会式の時にお気づきの方もいらしたかと思いますが、このたびAED「自動体外式除細動器」が設置されました。

近頃、役所や町なかでよく見かけるようになったAEDとは—

心筋梗塞の発作など、心臓病が原因で起こることが多い「心室細動」(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状 態)を、電流によって正常に戻す機能を持っています。
今までは、専門医療機器は医師・看護師や救急救命士しか扱うことができませんでしたが、AEDは誰でも簡単迅速に使えるため心臓突然死からの生存率が改善されると期待されています。
生存率は、1分間に7%~10%下がるといわれており、救急隊員が到着するまでの平均時間6分までに生存率が40%を切ってしまうケースが多いそうです。

設置に伴い、本納寺門前にも「AED設置」とお知らせを掲げました。お寺にお越しの方々だけでなく、近隣の方々にもお使いいただけます。
使わなくて良いに越したことはありませんが・・・。

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W杯出場—稲葉洸太郎選手

2008年10月22日

FIFAフットサルW杯

 9月30日に開幕したFIFAフットサルW杯に稲葉洸太郎選手(本納寺檀信徒)が日本代表として出場しました。
 まずはブラジル代表との対戦。結果は負けてしまいましたが、イエロー・グリーンのあの「カナリア軍団」と試合ができるだけで“めちゃくちゃスゴイこと”です。
 稲葉選手は、その後のキューバ戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献。ヒーローインタビューを受けていました。私たちも全試合CSフジで観戦して盛り上がりました。
 お参りにみえる時は普通の好青年ですが、コートではまさに日の丸を背負うサムライ!
 W杯から帰国してすぐお参りにこられました。凱旋の報告はなによりのご供養で、ご先祖は大喜びのことでしょう。これからもどんどん進化していく稲葉選手をみんなで応援しましょう!

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本納寺お会式

2008年10月6日

お会式行事のご案内

10月17日(金) 18時開式 —入場無料—
宗祖日蓮大聖人七二七遠忌御報恩法要
講演「雑司が谷の梟ー秋田雨雀先生の思い出」
朗読 秋田雨雀作品より 青年劇場劇団員

本納寺花展・書道展のお知らせ
10月17日(金)18日(土) 10時~16時
今年も本納寺客殿で花展を開きます。秋の花でいっぱいの本納寺をお楽しみ下さい。
信徒会館では、大人・子供書道教室及び写経会のみなさんの作品を展示する書道展を開催します。合わせてご覧下さい。

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秋田雨雀(1883~1962)
 明治・大正・昭和と活躍した詩人・劇作家・児童文学者・社会活動家。
 早稲田大学の学生時代から詩集を発表し文学活動に入りました。1913年には島村抱月・松井須磨子らの芸術座に加わり、日本の進撃の先覚者としての道を踏み出します。戦後、舞台芸術学院(池袋)創立と共に学長に迎えられ、七九歳で没するまで、若い演劇人の教育に尽力しました。エスペランティストとしても活躍、世界中に多くの友人を持つヒューマニスト。
 明治38年以来、雑司が谷22番地(本納寺斜め向かい)に住まいし、先々代兜木正亨師と深い親交がありました。雑司が谷を愛し地域活動にも尽力。本納寺に墓地があります。
>> 雨雀の墓地についてはこちら

秋田雨雀・土方与志記念青年劇場
 1964年、戦後、秋多雨弱・土方与志の薫陶を受けた八人の教え子を中心に結成されました。劇団名にお二人のお名前を冠しているのは、秋田雨雀のヒューマニズム、土方与志のリアリズム、国際性豊かな舞台創造を受け継ぎ、さらにその遺産を今日の社会にいっそう開花させたいという思いをこめたものです。
 シェイクスピア作「真夏の夜の夢」で旗揚げ。一般の観客を対象とした公演と同時に中学生・高校生観客を対象とした青少年劇場公演でも全国を巡演。多くの指示を得ています。飯沢匡・ジェームス三木・高橋正圀らを中心に、現代日本を骨太に描く創作劇を多数上演しています。 「夜の笑い」で紀伊国屋演劇賞受賞。「博士の愛した数式」で厚生省・児童福祉文化賞受賞。
 最新作は9月12日から25日上演の藤原久美子作、原田一樹演出「藪の中から龍之介」(新宿紀伊国屋サザンシアター/府中の森芸術劇場/かめりあリリオホール)

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