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「2012年09月」の記事

子供科学実験教室レポート

2012年9月23日

実験教室に参加して

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・穴を掘ったのが楽しかった。地中の温度を測ってみたかったし、もうちょっと深く掘ると地下水が出てくると聞いたのでその温度も測ってみたい。温かい空気が上に集まり、冷たい空気が下にあるというのは知っていたが、それがなぜなのか今日の説明でわかって良かった。(小四女子)

・家では出来ない貴重な経験でした。先生は、室内の温度を測った結果が微妙だったとお考えのようでしたが、状況や時間など、環境を整えないと正確な結果は出ないということも実感でき、子供達には帰って良かったのではと思いました。色々な道具を準備して下さり、先生の心意気が伝わってくる大変有意義な時間でした。(保護者)

・扇風機で空気をかき回すと部屋の温度か均等になるなど、日常の生活の知恵として知っていた知識を、ケースの中で温度を測れたのは良い経験になったと思います。なにより、どうして?という疑問の部分が、分子という難しめの単語でしたが「温かくなると活発になって外に出て行くから軽くなる」「冷たくなって元気がなくなると縮こまって固まって重くなる」という説明がわかりやすかったようで納得していました。子供の疑問を丁寧に拾って下さり、子供達もスッキリしたのではないかと思います(保護者)

小森先生からのお便り
予定していた行程が,天気が悪いと聞いて急遽いじったもので(言い訳だけど)。なんだかバタバタした実験になってしまいました。反省がたくさん。
本納寺でやれる、やりたいテーマはいくらでもあります。集まれる子供さんがどんなに少なくても続けていけたら嬉しいです。子供たちの真剣な目とか、驚きの声なんかを聴いたときに「あぁ、これが本当にやらなきゃいけない事なんだなぁ」と感じます。大学生相手 にしてるよりずっと大切な気がします。
ということで、本納寺の迷惑にならない程度にぜひこれからも機会を与えていただけるよう心からお願い申し上げます。
小森次郎

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本納寺夏休み子供企画

2012年9月8日

子供科学実験教室「測る」

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今年の子供科学実験教室は、小学生十一名、大人九名が参加しました。 今回は「測る」がテーマです。
小森先生はカンカン照りを予想して様々な企画を考えてきて下さったのですが、当日はまさかの降水確率60%。
雨の降らないうちに外での実験を済ませようと、みんなで境内の隅に穴を開けに行きました。見たことのない器具に子供達は大喜びで、ぶら下がったり、登ったりして1m程掘り、土の色や温度を観察しようとした途端、ざーっと降ってきました。
室内に戻り「実験は一定の条件の下でデータを取るのが大切」ということを教わってから、グループに別れ、棒の先に付けたセンサーで、部屋の上、下、真ん中の温度を測って記録、発表して温度の差を考えました。
次に、プラスチックのケースを部屋に見立て、熱したコインの束を隅に置き、温度計のセンサーを上中下と配置。どこの温度が高いかを予想して、何度も計測。半数以上が予想した「コインのそば」ではなく、「コインの上天井」辺りの温度がぐんぐん上昇していくのを実感しました。
保護者も思わずのぞき込む面白さ!
ケースに差し込んだお線香の煙の流れを見て「あたたかい空気は上へ」「冷たい空気は下へ」行くことも確認できました。
水の上に色のついた氷を浮かべ、溶けるに従って色が下の方におりていく様子を観察した後、実験のためたくさん用意した氷でかき氷を楽しみ、終了となりました。堅苦しくなく元気いっぱいの小森先生の講義は毎回大好評です。
二時間半の長時間でしたが、自ら動いての実験も多く、低学年の子供たちも飽きることなく参加してもらえたようです。
お迎えに来た保護者に「あー、楽しかった!」と話しているのが聞こえて、こちらも嬉しくなりました。

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